ショパンお勧め曲選~マニアック編

こんにちは、仕事でミスをしてへこんでいるやなべです。

 

気を付けていたはずなのに、前回と同じところでミスをしてしまうという、痛恨の極みです。私の性格上、寝るときもずっとそのことを考えているのか、ミスした箇所の映像が夢に出てきました。ミスをして信用を失うことが、なんとも耐えられないのです。自分のポンコツ具合に嫌気がさしている、今日この頃です。

 

さて、そんなときは、ピアニストの至高の演奏でも聴いて心を癒してみようと思います。以前にショパンのお勧め曲選を記事にしたところですが、今回は少しマニアックというか、大曲に絞って紹介したいと思います。演奏時間が長いので、途中で飽きてしまうかもしれませんが、何度か聴いているうちに全体像が分かってくると、次にどんな展開になるのかが分かり、楽しんで聴けるようになると思います。

 

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まずは、舟歌です。穏やかな海を一定の速度で優雅に進んでいく船というイメージですが、途中から段々と曲調が激しくなってきます。一見簡単そうに聴こえるのですが、実際に練習してみると、右手の旋律を邪魔せずにサポートする左手で一定のリズムを刻む伴奏を演奏するところがまず難しかったり、随所に技巧的な場所があることから、かなりの難曲の部類に入ると思います。

 

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アンダンテスピアナートと華麗なる大ポロネーズです。この曲は、前半の静かな部分であるアンダンテスピアナートと後半の情熱的なポロネーズが合わさった曲です。前半部分は簡単そうにも聴こえますが、これも技巧的で難しいです。静かで淡々としている曲ほど、弾いてみると難しいのですね。後半のポロネーズ部分は、まず冒頭の和音の連打を正確に弾くのが至難の業らしく、一部では運ゲーとも言われています。

 

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最後は、ソナタ第3番です。ショパンソナタは2番と3番が有名なのですが、2番はどちらかというと勢いのある若々しい作品、3番は円熟した頃の奥行のある作品というイメージがあります。私は、かつて第1楽章に挑戦したことがあるのですが、最初の5音の入り方の部分のみで1回目のレッスンが終わったことが記憶に残っています。特に有名なのは第4楽章で、非常に情熱的で難易度の高い楽章です。ピアノを弾いているアマチュアならば、一度は憧れる部分ではないでしょうか。