この頃思うこと~今後の展望
こんにちは、やなべです。
私は、今は楽器店でバイトをしていますが、以前は公務員をしていました。病気で公務員を辞めることになったとき、父は私に、地べたを這いつくばるような経験をするかもしれない、と警告していました。統合失調症という病気で障がい者となった私は、以前のように働けなくなり、自立する収入も得られなくなり、この先の人生お先真っ暗だと思い絶望していた時期もありました。
現在は、楽器店のことも以前よりは分かるようになり、日々の仕事を繰り返していくうちに自分の知識が深まったり、作業が効率化されたりする、熟練というのか、そういう進歩しているという実感が得られました。これにより、まずはこの縁のあった仕事を自分の中で発展させていく、という当面の目標ができました。それと並行して、このブログを通して、自分の表現力と発信力を磨いていくという別の活動も続けながら、将来どういう風に進んでいくかの道筋を、なんとか立てていきたいと思っています。
昨日、父と久しぶりに飲みながら話をしました。
このブログのことや、発信力のことは今のところ進展があまりないので伏せて、バイトの仕事における自分の展望など伝えました。それでもいつか、自分の人生これでいくという仕事を見つけていけば良いと思うと言ってもらい、そしてそのカギは価値創造にある、という話がありました。私も、このブログの記事でも書いているとおり、自分のこれからの生き方は、価値創造できるようになる、ということを挙げていたので正直驚きました。
それと、これからの日本は戦争にまた巻き込まれていくから、今の生活がいつまで続くか分からないという話もしました。日本史の通史を最近学んだのですが、明治維新以後は、日本の歴史は戦争の歴史なんですよね。そして、私たちがいま暮らしている、第二次世界大戦後の世界というのは、その流れからすると、束の間の休息のように見えるのです。ロシアや中国といった国が、今後日本に戦争を仕掛けてくる、ということはそう遠い未来ではないという気もしてきます。
全体を通して、今後の展望は自分としても、世の中としても分からないという時代に入ったのだと思いました。今までの人生で経験したことのない、目を覆いたくなるような現実に直面することもあるかも知れません。それでも、未来で自分が出くわすのは、凄惨なことばかりではないという希望はあります。父の話は将来を悲観しているようにも思えて、未来に希望を持っていることも感じられました。
私は、未来の姿に希望を持っている人との繋がりを増やしていきたいと思います。先の見えない、そして今までとは違うフェーズに突入しようとしている現在において、自分や相手の未来に希望を持つことは、生きていくための支えであり指針でもあります。そして、その希望を一人で抱き続けることは、かなり大変です。だからこそ、互いに応援し合い希望を見出していく人間関係が必要になると思います。