眠れない夜に聴くクラシック

こんにちは、やなべです。

 

夜眠れないときってありますよね。私は今、そんな感じです。妙にいろいろと考えるようになり、寝たいのに頭が冴えわたってしまいます。そんなときは、いったん寝るのをあきらめて、眠くなるまで音楽でも聴いてみるのはいかがでしょうか。ローテンポの淡々とした曲もあれば、益々覚醒してしまうのではと思うような曲もありますが、どうぞ秋の夜長のお供に、お楽しみください。

 

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チャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲です。大学時代にヴァイオリンを弾く友人が、ピアノの伴奏で演奏していたのを聴いて、こんな素敵でかっこいい曲があるのかと思いました。楽器店にアルバイトをすることになってから、ヴァイオリンの弦に触れる機会も多いのですが、それぞれの線に名前が付いていて、さらにヴァイオリンの大きさの規格によって種類があることが分かりました。最初は、パッケージを見ても全く違いが分からなかったのですが、最近ではやっと判別ができるようになりました。

 

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ラフマニノフのピアノ協奏曲第3番です。これは、本当にどの部分をとっても旋律が美しい曲です。この動画でピアノを演奏している女性は、マルタアルゲリッチという有名なピアニストです。軽々弾いているように見えますが、この曲は難易度が最高ランクだと思います。彼女はピアノ1台で、オーケストラをけん引してしまうくらいの力があります。パワフルで、かつ抒情的な演奏にはいつも惹きつけられます。女性としても、とても魅力的であったらしく、音楽関係者の男性と結婚をしては離婚をするを繰り返す、自由奔放なところもあったとか。

 

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ラヴェル組曲鏡です。5つの曲からなり、特に4番目の道化師の朝の歌は演奏される機会が多いです。のだめカンタービレで、主人公ののだめが弾いていたのも、この曲だったと思います。長い組曲なので飽きてきてしまうかも知れませんが、聴きやすいと思った曲から聴いていって、段々と範囲を広げていくと全体が聴けるようになります。ラヴェル印象派という時代の音楽に属していて、旋律というよりは音の連続で全体の情景を表現する手法を取っています。私は、印象派の音数の多さに辟易して、譜読みを断念してしまったことが多くあります。