岡本太郎という生き方

こんにちは、やなべです。

 

私がブログを始めるきっかけとなった、執筆屋&バリスタのあんちゃさんのツイッターにとある本が紹介されていました。

 

 

触発されて私も読んでみたのですが、こんな人生のとらえ方があるのかと衝撃を受けました。会社員をしながら、自分のやりたいことはこれではないと思いながら日々を過ごしている人が多いと本書では指摘されていますが、私の場合は期せずして会社員をドロップアウトしたので、半ば強制的に岡本太郎さん的な状況に立たされているわけです。

 

人生は選択の連続であり、選択に迷ったときは危険で将来の見通しが立たない方を選んで、情熱を燃やすのが人生であるといいます。それがたとえ食えなくても、ほんとうの生き方の方向に進みたいという情熱が、危険な方向へ突き動かしていくのです。危険だという道は、必ず自分の行きたい道なのだといいます。

 

また、自信がなくてどの道を選べばいいのか迷ってしまうという人は、まず自分がそういう人間であるということを素直に認めるところから始めて、強くなろうとジタバタしないほうがいい。気が弱いと認めた上で、何か自分なりに積極的になれるものを見つけていくのだそうです。

 

私はどちらかというと、何かに寄りかかって生きてきた人間なので、岡本太郎さん的な生き方とは対極に位置していました。そして、安定とか世間体とかを重視して生きてきました。しかし、その方法では今後生きていくことが難しい局面にいます。危険と思う道にこそ、積極的に生きるためのヒントがあるということですが、それが私の場合具体的にどんな道になるのか、まだ分かりません。

 

そして気が弱いことも確かです。すぐへこたれるし、考え込んで先に進めないこともしばしば。安全志向だし、リスクをとって何かを成し遂げようという発想もありませんでしたし、生きる覚悟というか、命を燃やすようなことを今まで考えたこともありませんでした。

 

これから生きていく上で、岡本太郎さんのような観点で選択をしていく必要を迫られることが起きてくるはずです。そのときに自分がどんな選択をするのか、まだ想像もつかないのです。