ブログを移転しました

こんにちは、やなべです。 この度、はてなダイアリーからオリジナルのブログに移転しました。まだまだ、レイアウトや使い勝手などが分かっていないのですが、少しずつ形にしていければと考えています。今後とも、よろしくお願いいたします。 移転先 yanabe.b…

どんな本を読んでいくか

こんにちは、やなべです。 ブログの材料にと、読書習慣がついてきました。小説や実用書を読み漁っているのですが、どんな本を読んでいったらいいのかと迷うことがあります。アマゾンのお勧めの本を見ながら興味のありそうなものを順に選んでいっているのです…

続けることの効用

こんにちは、やなべです。 このブログを毎日更新して、二か月が経とうとしています。二か月前の自分に声をかけるとしたら、よくぞブログを始めてくれたという感謝の言葉です。正直、始めた頃は毎日更新がいつまで続くかという疑念を持っていましたが、なんと…

同志少女よ、敵を撃てを読んで

こんにちは、やなべです。 このブログを始めた頃から、名文とはどんなものなのかが知りたくて、文学史で有名な作品を読み漁ってきました。そこでは、川端康成の美しい日本語に触れたり、太宰治の巧みなストーリー展開に引き込まれたりという体験をしてきまし…

こだわりという名の潔癖症

こんにちは、やなべです。 私は、文章の形にこだわりを持っていて、その度合いが潔癖症とも言える域に達しています。困ったことに、それが災いして自分の書いた文章に納得がいかず、何度も書いては消してを繰り返すうちに、何も書けていないという状態になっ…

観察力を養うこと

こんにちは、やなべです。 先日、とある発信者の方が、発信とは自分の中にあるストーリーを語ることであるという話をされていました。そして、ストーリーの典型が学びであり、何かのきっかけにより以前と現在ではこのように物事の捉え方が変わりました、とい…

表現するということ

こんにちは、やなべです。 私は文章を書くことが好きですが、文章で自己表現をしたいのかというと、何か違うなとも思います。これを音楽に置き換えて考えてみると、私はピアノを練習して発表することが好きですが、ピアノを通して自分を表現したいというより…

すぐに答えを出さずに耐えること

こんにちは、やなべです。 私は、文章で価値創造をすることを目指しています。しかし、具体的にどういう文章が価値を生むのか、それは商業的なものか芸術的なものか、どのような職に就けばそれを達成できるのかという道筋が見えていません。これまで、答えの…

秋の昼下がりに聴きたいクラシック

こんにちは、やなべです。 だいぶ涼しくなってきましたが、昼はまだまだ暖かくちょうどよい気候です。そんなときは、うとうとと昼寝をしたくなりますが、いい感じに頭がぼーっとしている中で、なんとなく聴くクラシックというのも良いものです。今回は、そん…

好きなことを仕事にすること

こんにちは、やなべです。 好きなことを仕事にするって、大変ですよね。本当に仕事になるかという不安もありますし、このまま好きなことを続けられずに、生活できなくなってしまうのではないかというネガティブなことを考えると、自分の足元が崩れていくよう…

ヴィヨンの妻を読んで

こんにちは、やなべです。 毎日更新をしていると、常にどんな記事にしようかと考えて本を読んだりしているのですが、数日前から読んでいる川端康成の舞姫が、読んでいても何を言っているのかよく分からないという状態でした。あらすじを書くには難しすぎると…

女であることを読んで

こんにちは、やなべです。 今回も、川端康成を選びました。とりあえず、自分の好みの作家を見つけたら、その人の小説をひたすらに読んでいくというのが、私の読書方法のようです。川端康成の小説のあらすじを書いていて思うのは、場面展開が多くてそれらが並…

持続可能な心の資源配分

こんにちは、やなべです。 心の資源配分について、考えることがあります。 資源というのは、健康な精神活動をするための燃料のことです。私たちは、この燃料を燃やしながら、仕事を含めた日常生活を営んでいます。資源が少なくなると、精神活動が低下するこ…

伊豆の踊子を読んで

こんにちは、やなべです。 相変わらず、川端康成の作品を読み漁っています。川端作品には短編も幾つかあり、その中でも一番有名なのが伊豆の踊子です。踊子が、主人公の学生である私にとても懐いており、私もその純朴さに触れて心がほぐれていくという物語な…

作業化とこれからのこと

こんにちは、やなべです。 最近、ブログを書くことがだいぶ習慣化してきました。毎日更新するために、記事になりそうなことを考えたり、文章の練習のための読書をしたりする時間が大半を占めるようになり、ブログを始めた当初に比べると、書くことに対する気…

山の音を読んで

こんにちは、やなべです。 今回も、川端康成の作品なのですが、戦後の日本文学の最高潮と評された、山の音を読んでみました。この小説は、あらすじを書くのがとても難しいと感じました。主人公の信吾の家族に起こる事件の部分だけをかいつまんで並べてみたも…

本との向き合い方

こんにちは、やなべです。 この動画全盛の時代に、敢えて文章を書く意義とは。それを考えたら、何も思いつかなくて悲しい思いをしていました。私自身、動画を見るのが好きで、引き込まれるようなその魅力には、ある程度精通しているのですが、肝心の本につい…

ストーリーを語る

こんにちは、やなべです。 伝えたいという想いがあり、パソコンに向かって文章を書くけれども、味気ないものができてしまい、なんだ自分はそこまで伝えたいのではなかったのか、と思うことがあります。伝えたいということと、誰かに伝わることの間には隔たり…

斜陽を読んで

こんにちは、やなべです。 今回は、太宰治を読んでみました。太宰の作品は、人間の退廃的な部分をこれでもか、と見せつけられるので、自分の人生と重ね合わせて、恐怖を感じさせられます。どんな人にも、退廃的になる可能性はある訳で、それでも生きていくの…

古都を読んで

こんにちは、やなべです。 先日、川端康成の雪国を読みました。川端康成の小説は、日本語がきれいで音にしても非常に美しく、また、通常と異なる独特の語句の組み合わせから、物語の風景が鮮明に思い浮かぶという体験をすることができます。読み進めながら、…

気持ちの切り替え方法

こんにちは、やなべです。 私は、気持ちの切り替えが苦手です。人間関係とか仕事とかで嫌なことがあると、ずっと引きずって、自分の生活が脅かされるようなことも、しばしばあります。あのときこうしておけばよかった、なぜあんなミスをしたのか、次はどうす…

学びの解像度を上げるために

こんにちは、やなべです。 ブログ記事を毎日書いていると、わりと常にネタを考えているようになります。最近は小説を読みまくって、あらすじと感じたことをまとめるようにしているのですが、本当は、日々の生活の中での気づきを文章化し、読者と共有したいと…

老人と海を読んで

こんにちは、やなべです。 今回は、これまでにない種類の小説を読んでみました。まとめてしまえば、漁師の老人が海で巨大魚と格闘の末に手に入れるものの、寄港するまでにすべて鮫に食べられてしまうという話です。壮絶な三日間の末に老人が得たものは、巨大…

海と毒薬を読んで

こんにちは、やなべです。 日本文学の名作を読み漁っています。海外文学作品に比べると、ボリュームとしては短いのですが、一行ずつ慎重に読み進めていくからこそ、表現の巧妙さや文の流れの自然さに気づかされることが多いです。今回は、キリスト教作家とし…

雪国を読んで

こんにちは、やなべです。 今回は、川端康成の雪国を読みました。誰もが美しいとみとめる日本語が読みたい、そう思い手に取りましたが、たしかにどの箇所を切り取っても、情景をはっきりと想像させる、まるで映画をみているような気分になりました。特に物語…

読書を通して考えること

こんにちは、やなべです。 ブログを書きながら、価値ある文章とは何なのかを考えています。 私は、これまで消費をひたすらに繰り返してきました。仕事ですら、何の価値があるのかが分からず、毎日を過ごしていました。その結果、精神を病むことになり、つい…

こころを読んで

こんにちは、やなべです。 先日の記事で、太宰治の人間失格を取り上げました。人間失格は、日本で最も読まれている小説のひとつで、それと双璧をなすのが夏目漱石のこころです。私の高校時代に教科書に掲載されていて授業で取り扱ったのですが、ざっくりとし…

愛するということを読んで

こんにちは、やなべです。 愛とは何かということを、考えたことはあるでしょうか。私も、これまで人並には恋愛もしてきましたが、愛ということを真剣に考えたことはありませんでした。一時の感情なのか、末永く続ける努力なのか。どうすれば、愛し続けること…

白痴を読んで

こんにちは、やなべです。 以前に、罪と罰を読んでからというもの、ドストエフスキーの長編を読み漁っています。白痴は、ドストエフスキーの五大長編のひとつであり、彼の代表作でもあります。他の長編と同じく、とにかくサイドストーリーが長く、それが作品…

ブログ投稿をする意味

こんにちは、やなべです。 ブログ投稿を始めてから、1か月が経ちました。この機会に、毎日投稿をしてみて自分にどのような効果があったのかを、まとめたいと思います。 私は、このブログを通して自分の人生を発信したいと思い、投稿を始めました。統合失調症…