京都旅行モデルコース
こんにちは、やなべです。
私は、京都が好きでよく旅行に行っていました。初めて京都を訪れたのは、中学校の修学旅行だったのですが、仁和寺というところに立ち寄ったとき、その庭園に感動したのをよく覚えています。その日は小雨が降っていて、雨音と庭園に流れる小滝のようなものの音とが重なって、昔の人はこういうのを見て「をかし」と言っていたのかなあ、なんていうことを考えたりしていました。
さて、そんな私のお勧めする京都旅行モデルコースを紹介します。京都旅行のポイントは移動方法だと思うのですが、いかに効率的に楽しく移動するかによって、旅の満足度が変わってくると思います。市バスが便利なのですが、途中渋滞があったり、乗り換えが分かりにくかったりするので、このモデルコースでは、なるべくバス以外の手段を使うようにしました。それでは、京都駅から出発しましょう。
京都駅から嵯峨嵐山駅(トロッコ嵐山駅)
新幹線で京都に降り立ったら、そのまま在来線に乗り換えます。嵯峨野線に乗って、嵯峨嵐山駅を目指しましょう。嵯峨嵐山駅からは徒歩ですぐ、トロッコ嵐山駅があります。ここからトロッコ列車に乗り換えです。
トロッコ嵐山駅からトロッコ亀岡駅
これからの紅葉の時期は、トロッコ列車がおすすめです。窓が全開のトロッコ列車に乗って、紅葉の中を走り抜けます。
保津川下り(亀岡から嵐山)
トロッコ亀岡駅から徒歩ですぐのところに、保津川下りの乗船場があります。地理的には、亀岡から嵐山に戻る形になります。行程としては、だいたいはのんびりと保津川やその周辺の断崖の景色を楽しむのですが、たまに急流の箇所もあり、ちょっとしたスリリングな体験もできます。
嵐山散策
保津川下りの船は、嵐山の渡月橋のあたりに着岸します。そこから、嵐山の散策をしましょう。朝の新幹線で京都に着くと、だいたいこのあたりでお昼になるので、ぶらぶらしながら食事処を探すのも楽しいです。ただ、嵐山をがっつり回るとなると、1日がかりになるので、旅程に余裕があるときは嵐山散策の日としてもいいと思います。
嵐電嵐山駅から御室仁和寺
嵐山からは、市バスも出ていますがおすすめは嵐電です。京福電鉄の列車なのですが、路面電車もあり雰囲気がかなり良いです。嵐電に乗ったら、ぜひ寄り道して欲しいのが仁和寺です。御室という駅から降りてすぐです。
御室駅から北野白梅町駅から銀閣寺
仁和寺の観光を楽しんだら、御室駅に戻りそこからさらに嵐電に乗り、終点の北野白梅町駅まで行きます。ここから、市バスに乗り換え銀閣寺を目指しましょう。
銀閣寺から哲学の道を通って南禅寺
銀閣寺からは、哲学の道という散歩道が南禅寺まで続いています。歩くとまあまあ距離があるのですが、周囲にお土産屋があったり、カフェもあったりするので、途中で休憩しながらゆっくりと進むのがお勧めです。
南禅寺からインクラインを通って蹴上駅
南禅寺には水路閣があり、そこがまた良い景色なのでぜひ行ってみてください。水路閣は明治時代に作られた水道橋で、レンガ造りとなっています。今でも現役で使われていて、琵琶湖からの水を京都市内に流しています。水路閣を見たら、そのまま地下鉄の蹴上駅を目指しましょう。
蹴上駅から地下鉄で移動
蹴上駅からは地下鉄で移動できます。この辺りに着くころには夕方になっていると思うので、宿泊場所に向かうなり夕食をとるなり移動しましょう。京都駅に向かうときは市バスでも行けますが、かなり時間がかかるので地下鉄が便利です。